マツダロードスターRF、試乗インプレ
2016年12月22日から発売が開始された、ロードスターRF。
やっと試乗出来たので、試乗インプレを紹介します。
いい車でしたが、ひとつ気になることがありました。
ロードスターRF、内装の印象は?
今回試乗したグレードは、VSのAT(オートマ)です。
初めは、屋根は閉めて試乗して、途中からオープンにしました。
まず、乗り込むとブラウンの内装とナッパーレザーのシートが目を引きますね。
幌は、ブラックのレザーシートだったので色が入って華やかに感じます。
ナッパーレザーのシートは、あたりが柔らかく座り心地は良いです。
そして、屋根と頭のクリアランスですが、やはりNC型ロードスターRHTと比べると少なくなっていますね。
RSも、クリアランスは同じだと思いますが、サーキット走行などでヘルメットを着用するとなると屋根を閉めた状態では厳しいですね(。-∀-)
ロードスターRF、試乗ドライブの感想は?
とりあえず、クローズドのクーペの印象を確認するべく屋根は閉めた状態で試乗開始です!
やはり幌と違って、静かです。
オープンカーでなくて、普通車に乗っている感覚ですね。
途中の信号待ちでオープンにします!
ロードスターRFは、スイッチ操作のみで後は全て自動で動作します。
さらに、時速10キロまでは走行していても動作可能です。
オープンにして、前だけを見ていれば景色は幌と変わらないですね。
交差点での左右確認や、車線変更などで視線を動かすとリアルーフが目に入る。
後ろは、屋根があることを認識するので幌より開放的な気持ちは低いです。
周りからの視線は遮られるので、オープンにした時に恥ずかしい人は、この方がいいかも?
幌は、オープンにすると視界が開けて開放的です。
ロードスターRFは、オープンにしても頭上の屋根とリアガラスが収納されるだけなので視界の変化は少ないです。
特に後方視界は変わらないからか、エアロボードは幌のメッシュタイプからクリアタイプに変更されています。
自分は、気にも留めていなかったんですが、嫁が凄く絶賛するんですよ(;´Д`A
理由を聞けば、嫁がロードスターをオープンで運転する時にエアロボードのせいで後ろが非常に見づらいと。
クリアタイプだと、視界を遮らないのが凄く良いと( ̄▽ ̄)
聞けば、背の低い女性らしい着眼点ですな!
さて、ロードスターRF。
走らせてみると、しっかりとした走りが確認出来ます。
実際、補強が追加されているそうですし、屋根を閉めていれば、なおしっかりと感じるでしょうね。
そして、タイヤは215/45/17インチを履いていますがハンドルを轍に取られたり、変な振動を拾ったりということもありません。
ちなみにタイヤは、BSのポテンザを履いています。
足回りも、しなやかに動いてオープンスポーツとしては納得出来る乗り味でした。
大人びた乗り味で、このあたりはボディー剛性や車重の違いも関係しているのでしょうな。
そして、加速に関しは2.0ℓになったこともあり踏めば、しっかりと加速します。
ただ、速いといった感じでなく不足ないといった感じですかね?
幌より、パワーアップしているとはいえ、やはり車重とのトレードオフですね。
まあ、トルクがあるので扱いやすいし、乗りやすいでしょう。
ただ、ここまで好印象だったロードスターRFですが、ひとつ気になることがありました。
それは、アクセルレスポンスが遅いことです。
アクセルの踏み始めの反応が、かなり遅いのです。
踏み込めば、2.0ℓのパワーで加速しますがアクセルの応答性でいえば、エコカーの感覚ですね(。-∀-)
ディーラーの方が言うには、車格に合わせてマイルドにセッティングしているとのことですが。
ここは、ちょっと運転を楽しむ味付けではない感じですね。
ただ、RSならそんなことはないだろうとは思います。
マツダロードスターRF、試乗インプレまとめ
ロードスターRF、予想以上に高級感、プレミアム感を全面に押し出した車でした。
実際、幌より70万くらい高いんですけどね(;´Д`A
ワインディングを走るより、首都高速を優雅に流すのが似合いそうな感じですな。
アクセルの応答性も、ドライブセレクションをスポーツモードにすれば変わってくるとは思いますが、乗るたびにスポーツモードにするのも面倒ですよね?
ですから、ゆったり流してドライブを楽しむのがロードスターRFのスタイルのように思いますね。