古くなったロードスターのリフレッシュメニュー

古くなったロードスターのリフレッシュメニュー

世間的には、車が古くなってきたら新しい車に買い替えるのが普通かな〜と思います。
しかし、これが趣味車となると事情が変わってくるんですよね(;´Д`A

 

車が古くなったら、あなたはどうしますか?

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あなたが乗っている車、古くなってきたらどうしますか?
年数や距離が進むと色々とくたびれて乗り心地も悪くなりますよねσ^_^;

新車のころのようなシャキっとした乗り味に戻そうとすると、沢山部品を交換しないと駄目で、思いのほか費用が掛かります。

特にロードスターのソフトトップだと幌も消耗品なので劣化してくると交換が必要で費用がかかります。
そうなると、お金掛けるんだったら新しい車にしようかって考える人が多いと思うんですよね、実際問題として。

しかし、中には気に入った車だから、それても乗り続けたい!と費用を掛けてリフレッシュしている方もいらっしゃいます。
それでも、そこまでして乗り続ける人は少数派なので、維持する為に色々と苦労がありますねσ^_^;

そこで、先日マツダからロードスターのリフレッシュプランが発表されたのは嬉しいニュースです。

 

ロードスター専門店のリフレッシュプラン

画像出典:http://integral.car.coocan.jp/
ロードスターの場合、エンジンなどの駆動系は乗り方によって差がありますが、結構丈夫ですね。
でもパッキンだけはゴムなので経年劣化しますから、オイル漏れには気をつけたいところです。
こういった部分は、日頃の点検で適時チェックして対応って感じですね。

それに比べて、サスペンションのゴムブッシュやダンパーなどは距離や年数で劣化するため交換時期が読みやすいです。

まとめて作業するほうが、工賃がお得になるためリフレッシュプランとしてメニュー化している専門店もあります。

その専門店のリフレッシュプランの特徴として、全部純正新品だけでなく、強化品を使ってスパイスを効かせたリフレッシュをしてくれるということです。

 

インテグラル神戸のリフレッシュメニュー NA、NB型ロードスター

画像出典:http://integral.car.coocan.jp/

主流は「ロードスターを良い状態を維持して乗り続けたい」と言うリフレッシュです。

 

○MS強化アームブッシュ部分交換(6箇所)

○純正アームブッシュフル交換(22箇所)

○MSアームブッシュフル交換(22箇所)

フルブッシュ交換で、約4~5時間の作業時間が目安です。

また、フルブッシ交換作業時にタイロッドエンドブーツ、ナックルボールジョイントUr、Rr全6箇所交換を追加で作業できます。

NA、NB型ロードスターはサスペンションアームが再利用できるので塗装してリフレッシュしてくれます。

 

インテグラル神戸のリフレッシュメニュー NC型ロードスター

画像出典:http://integral.car.coocan.jp/

フロントセッション
ロアアームのMSピロアームブッシュ+RX-8コンプライアンスブッシュ+ダンパーロアブッシュの交換。

RX-8ハブに、アッパーアームを新品に交換して、ニーレックスのナックルサポートを取付け。

これで、NA型ロードスターのノーズの入りにRX-8のスタビリティーをプラスしたようなフィーリングだそうです(≧∇≦)

 

リアセッション
サスペンションアームのRX-8化に、リアクロスメンバー改を組み合わせます。

他に、マスタースペックトーコンブッシュ&デフマウントも交換します。

ロードスターらしいヒラヒラした軽快さは少し失いますが、引き換えにスポーツカーらしい高いスタビリティーと限界付近での抜群の安定感とコントロール性が手に入ります。

フロントセッションの施工で非常にシャープなハンドリングになるので、リアと組み合わせるとレベルの高いスーパーコーナリングマシンになりますよ(//∇//)

 

ニーレックスのリフレッシュプラン NA、NB型ロードスター

画像出典:http://nielex.net/

○マツダ純正ブッシュ仕様
○MIXブッシュ仕様
○Nielexブッシュ〈強化〉仕様
ABSの有り、無しで値段が多少違います。
メニューには、フロントアッパーアーム及びブッシュ代、交換工賃、塗装、アライメント測定代が含まれます。

ボールジョイントがカシメられているフロントアッパーアームと、ロアボールジョイント及びタイロッドエンドの新品交換を必須メニューとしています。
ボールジョイント類は新品に限るというのが、ニーレックスのこだわり。
残りのアーム類は、傷みがある物を除き、洗浄・塗装して再利用します。
また、ブッシュアジャストスペーサーを使用してブッシュの位置ズレを防止、アライメント変化を抑制し、コーナーでの安定感、剛性感を高めています。

■部品構成
◇フロントアッパーアーム(左右)〈NB用新品〉
◇ブッシュ(1台分)「純正ブッシュ」or「MIXブッシュ」or「Nielex強化ブッシュ」
◇ブッシュアジャストスペーサー〈Nielex製〉
◇フロントロアボールジョイント
◇タイロッドエンド(Sスぺ用)

 

ニーレックスのリフレッシュメニュー1 NC型ロードスター

画像出典:http://nielex.net/
部品代、アライメント測定代、交換工賃が含まれたメニューです。
追加費用でタイロッドエンドの同時交換が出来ます。

フロントサスペンション
アッパーアーム(ボールジョイント、ブッシュは打ち込み済)は新品に交換。
新品ロアアーム(ボールジョイント、ブッシュは打ち込み済)は、後ろ側ブッシュをゴム硬度の高いRX-8用に打ち替えたものに交換します。

剛性がアップすることで、前後方向におけるタイヤの変位を小さくし、フロントグリップを向上させることができます。

リアサスペンション
10本のリンクを新品のRX-8用に交換します。

アンチリフト志向のリンク設定になり、1G状態において常にトーイン方向を保持し、リアサスペンションのスタビリティアップとブレーキング時の姿勢安定に大きく寄与します。

このメニューの実施で、姿勢制御はワンランク上に到達し現代のスポーツカーらしいFun To Driveが味わえます。

ニーレックスのリフレッシュメニュー2 NC型ロードスター

リフレッシュメニュー1に加えて、リアクロスメンバー改が追加されたメニューです。

NC型ロードスターは、ブレーキング時にリアの浮き上がりが激しい傾向があります。
RX-8はリアサスペンションのアンチリフト角を前下がりにすることで、ピッチングセンターを後ろ寄りにし、リアの浮き上がりを抑えているのです。

このRX-8のリアサスペンションの志向性をNC型ロードスターに導入したのがリアクロスメンバー改です。

リフレッシュ後は、ノーマルの不安定な挙動は影を潜め、ドイツ車を彷彿とさせるスタビリティを確保したと言っても過言ではないほど、別物に変身します。

 

古くなったロードスターのリフレッシュプランまとめ

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基本的な整備や修理なら、ディーラーでお願いすればいいでしょうね。

サスペンション系のリフレッシュも、純正新品なら同じくディーラーにお願いでもいいでしょうね。

しかしです。

ディーラーは、修理や定期点検や整備の割合が多いんじゃないでしょうか?
ブッシュの入れ替えやサスペンションアームの交換といった重整備というのは、やっぱり少ないんじゃないかと。

扱う車種も多いですから、この作業はやったことがないって整備士さんもいるかもしれません。
もちろん、お願いすれば作業してくれますけど。

また、1台の車に付きっきりで作業ではなく、他の車の整備や点検もしながらって感じになるのか、やっぱり車を預ける期間も長いし、工賃も少し高めですね。

どうしても、ディーラーは広く浅くって感じになってしまうのは仕方ないところですね。

 

その点で言えば、やはり専門店にお願いすれば純正新品はもちろん、強化品を加えたワンランク上のリフレッシュメニューを行ってくれます。

リフレッシュ作業も多くこなしているので、効率のいい方法を熟知しているので作業も早いです。

やはり、専門店のノウハウは強みになりますね。

自分の車のリフレッシュは、専門店でお願いしたいな~と考えています。

ただ、近所に専門店がない人もいますから、ディーラーでお願いするしかない場合もありますよね。

しかし、純正新品のリフレッシュでも5万キロ走行で分かる人は分かる、10万キロ走行で誰でも分かるくらい違いがあるんですよ。

過走行なロードスターに乗っている人は、ぜひリフレッシュメニューを実施されてくださいね(≧▽≦)