クーラント

NCロードスターのラジエーターサブタンクとサーモスタットを交換

車検とロードスター30周年ミーティングとイベントが終了したので、先送りにしていた冷却系のメンテナンスを実施しました。

本当は車検前に交換して貰おうかと思ったんですが、イベントが終わってから自分でゆっくり作業してみようかと。

ラジエーターのサブタンクとサーモスタットを新品に交換

タイミング的に今年の車検が交換時期たったクーラント。

中の冷却水だけの交換だけにしようかとも思いましたが、次回交換までの期間を考えて予防的にサブタンクとサーモスタットの交換も合わせて行うことにしました。

 

クーラントの抜き取り

まずは古い冷却水を抜くため、ラチエーター下のドレンコックを外します。

クーラントは勝手にどこでも廃棄してはいけませんので、きちんと容器で受けます。

ドレンプラグを外しただけでは抜ける勢いが弱いのでラチエーターキャップを外して抜けを良くします。

 

 

サブタンクの割れ

冷却水のサブタンク、なんで交換しようと思ったかというと経年劣化で矢印の所が割れる事があるからです。

山とか登った気圧差でも古くなると割れることがあるらしく、割れてしまうと自走は困難となってしまうので保険として交換しておきます。

 

新旧サブタンクの比較

まあ、13年経過したものと新品とでは、これだけ見た目が違いますからね(;^_^A

 

新品のサブタンク

ちなみにサブタンクは部品注文すると、ラチエーターキャップも付いた状態で購入になります。

値段としては5000円近いので悩むところですが、古い年式のロードスターは冷却水交換のタイミングで一緒に交換したほうがいいでしょうな。

 

 

サブタンクの取付け

サブタンク、交換は非常に簡単です!

赤丸の部分でネジ止めされているので外します。

 

サブタンクの取り外し

ホースは横へ細いのが2本とタンク下に1本ありますので外して入れ替えて元に戻すだけです。

ほんとはね、ホースまで交換できればベストなんだけど流石に予算的に厳しいよね~(*´Д`)

ホースバンドはホースに締めてた後が残っているので、なるべく元の位置にした方が余計なことにならないような気がします・・・

 

サーモスタット

さて、こちらが新品のサーモスタットです。

事前に交換事例を調べてみると部品の値段が高そうなケースばかりだったのですが、車両適合で調べてみると3000円もしなかったね。

 

新旧サーモスタットの比較

外した物をみると横のツメがプラなんですな。

これはやっぱり古いタイプらしくて、今は中は金属製になってます。

 

サーモスタットの位置

サーモスタットの位置はというと電子スロットルの下!

交換するには電子スロットルは外さないといけません。

しかし、外しても空間が狭いので工具が入りにくいです・・・

エクステンションを上手く連結して作業するしかないんですが、抜き取るときに外れて落ちたりして大苦戦しました(;^_^A

マジで途中で心折れそうになったので画像が全くありませんwww

 

ドレンキャップ

新しいクーラントを入れる前にラチエーターのドレンコックをしめますが、パーツ代は安いので新品に交換します。

 

新しく入れるクーラントは純正と同じ希釈済のタイプを入れました、純正ではないんですが。

だいたい抜いた量と同じくらい入ったので良しとしました。

交換後、暫くはサブタンクのクーラントが減るかもしれないので注意しておき大丈夫なら完了です。

 

 

NCロードスターのラジエーターサブタンクとサーモスタットを交換まとめ

クーラント
今回、冷却水交換でサブタンクとサーモスタットも一緒に交換しました。

サブタンクは前々から考えていたのですが、サーモスタットは直前に交換を決定しました。

冷却系はトラブルと走れなくなっちゃうので、なるべくリフレッシュしたいという思いがあったもので。

 

サーモスタットも壊れる事があって、壊れた時の状況次第でオーバーヒートかオーバークールになります。

オーバークールの場合は、ATだと6速に入らなくなったりと制限掛かるくらいで済みますがオーバーヒートだとエンジン終わっちゃいますからね(;^_^A

でも、交換作業の大変さにかなり後悔しましたけどwww

 

ホースは一応チェックしたんですが、とりあえず柔軟性はあったし大丈夫そうでした。

しかし年数的には、次のクーラント交換時には考えた方が良さそうですな。

部品番号

サブタンク:LFG115350C /4647円

サーモスタット:L33615170 /2739円

ドレーンコック:NF0115203 /555円