マツダロードスターのソフトトップはカッコいい!オープンカーは、やっぱり幌でしょ!

マツダロードスターのソフトトップはカッコいい!オープンカーは、やっぱり幌でしょ!

ロードスターは誕生以来、屋根はソフトトップでした。

そこへ、3代目のNC型ロードスターでは電動ハードトップのRHTが誕生しました。

それから、ソフトトップがと電動ハードトップの共存が始まったわけです。

しかし、ソフトトップのほうが見た目の情緒があると思っています。

 

ロードスターのソフトトップ

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オープンカーの屋根を開けて風を切って走ったときの爽快さ、夜に満天の星空を堪能する充足感。

日本には四季があり、新緑の中を走った時のさわやかさや、鮮やかな紅葉を味わう奥深さ。

梅雨時や夏場とか、辛い時期もありますけど、オープンカーは楽しいです。

最近は電動式ハードトップが人気ですが、オープンといえばソフトトップ、「幌」だと思います。

ソフトトップは、ボディーと屋根で色が違うのが普通ですので、見た目もオープンカーらしくてお洒落だと思うんですよ。

実際、社外品のソフトトップも入れると、沢山の色が選べるんですよね。

それに、ロードスターは長年ソフトトップを発売している経験から、非常に作りがいいです。

最新のND型ロードスターでは、アルミ製の天板が入って見た目も機能性も格段に良くなっています。

開閉動作も非常に軽く操作できて、あっという間にオープンにできますよ。

閉めるときも、全然力がいらないですね。

シートに座ったままで操作できます。

布製の幌も耐久性があり、長年使っても破れたり、雨漏りなんて滅多なことではありませんね。

 

ソフトトップのメリット、デメリット

最近は電動ハードトップのオープンカーも増えました。

なにより手軽にスイッチ一つで開閉できますし、もしもの時に硬い屋根で守ってもらえる安心感もありますよね。

ダイハツのコペンのような軽自動車でも電動ハードトップを採用していますしね。

それでも、ソフトトップでオープンカーを作る理由はなんなんでしょうか?

 

ソフトトップのデメリット

・雨漏り

ソフトトップ、「幌」は少し前はビニール製が多かったですが、最近では布製がメインですね。

布製の幌は、複層構造で丈夫にできていたりして、素材そのものから雨が滲んでくるということはまずないです。

耐久性も高いですし、簡単に破れたりといったこともありません。

どちらかというと、車体との結合部分であるルーフ前端部分のパッキンや後方の固定部位、また水抜きドレンの詰まりなどから車内に水が浸水するということが多いです。

 

・リアスクリーン

初代のNA型ロードスターはビニールスクリーンで、劣化によって割れたり、変色で見えなくなるなどしたものです。

しかし、NB型以降はガラス製になり、このあたりは改善されましたよね。

 

・ソフトトップ本体の劣化

耐久性が高いとはいっても、やはり熱や紫外線、寒いと縮んだりもします。

ですから、気候変化によってソフトトップそのものが劣化するのは避けられません。

メーカーでも、幌は消耗品と言っていますので、これは仕方ないところです。

 

・暑い、寒い

まあ、それはそうでしょうね。

薄い布ですから、熱も寒さもそのまま通してしまいます。

どちらかというと、寒さより暑さのほうが堪えますね。

このあたりは、バイクよりはマシ、くらいの心づもりがいいかもしれませんね。

 

・うるさい

これも、遮る物が布一枚ですから、外からの音は筒抜けですね。

信号待ちとかで、歩行者の話声なんか聞こえてきますよ。

また、雨が降るとパラパラと傘をさした時のような音がします。

 

・イタズラ

「幌」であるというだけで狙われる、というのも理不尽ですが、けっこう多いみたいです。

一般の感覚だと、幌は簡単に破られそうですよね?

ですけど、複層構造であるので以外と簡単には切れないんですよ。

だから、少し切って諦めるとか、あるらしいです。

どちらにしても、防犯性は劣りますね。

 

ソフトトップのメリット

・軽い

ロードスターは、とにかく軽さに拘っています。

とにかく軽さが重要、という観点に立てば、多少の耐候性に劣ってもソフトトップを選択するのがベストという考え方もある意味正しいですよね。

三代目NC型ロードスターでは、電動ハードトップのRHTはソフトトップ車より30Kg以上重いです。

ですので、屋根開閉しただけでも車の挙動が変わってくるくらいです。

マツダは、ソフトトップは走りを楽しむモデルと位置付けているようですね。

 

・安い

電動ハードトップよりも、車両価格が安いです。

同じく、三代目NC型ロードスター同士の比較では金額にして約20万円、RHT車より安い設定になっていました。

現在は、電動ハードトップモデルはプレミアム路線となり、ソフトトップとの価格差は広がっています。

しかし、経年劣化した際の交換などにで費用はかかります。

電動ハードトップも故障の心配はありますが、ソフトトップよりは長く使えるでしょう。

ですので、長い目で見るとそんなに大きなアドバンテージではないかもしれませんが・・・

 

・手軽

最新のND型ロードスターの手動ソフトトップの操作は、センターのロック外せばそのままパタパタと、それこそ数秒で開けてしまえます。

閉める時もロックを解除して、10秒もあれば完了できるでしょう。

この手軽さ、気軽さですね。

電動ハードトップの、あの開閉動作もアレはアレで楽しいですけどね。

 

ロードスター、ソフトトップのまとめ

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ソフトトップ、「幌」は、確かに現代の乗用車として考えると、不便だったり快適性で劣ったりします。

防犯性まで、考えると確かに躊躇してしまうのも仕方ないところかな~と思います。

しかし乗ってみるとその開放感や、手軽にパッと開け閉めできる。

楽しい気持ち、幸せな気分にしてくれるのは間違いないですね!

人生観が変わるぐらいかもしれませんよ?

今回は、ソフトトップをプッシュしましたが、電動ハードトップとソフトトップ、これは実際問題として保管場所の問題や使い方で選ぶのが良いと思います。

快適性があって、現代的な電動ハードトップを選ぶか、クラシックで身軽さ、軽快さ、格好良さのソフトトップを選ぶか?

まあ、ガレージ保管ならソフトトップでも問題ないでしょうし、青空駐車なら電動ハードトップいいでしょうね。

両方のオーナーになったことがある自分としては、電動ハードトップの快適性や上質感は、たしかに心地良かったです。

しかし、ソフトトップの軽快さや、手軽さはオープンカーという特別な車に乗っていることを常に意識させたれて楽しいなあ~と感じています。