NAロードスターレストアサービスの第1号車が納車されました。

NAロードスターレストアサービスの第1号車が納車されました。

2018年からレストアサービスとパーツ供給の2つが展開されているNAロードスターレストアサービス。
8月上旬にNAロードスターレストアサービスの記念すべき第1号車が完成し、オーナーに納車されました。

 

NAロードスターレストアサービスの第1号車が完成

マツダが2017年8月に発表し、2018年から開始した初代MA型ロードスターのレストア事業。

現在、レストアサービスとパーツ供給の2つを展開しているわけなんですが、8月上旬にレストアサービスの第1号車が完成し、オーナーに納車されました。

 

画像出典:http://blog.mazda.com/archive/20180912_01.html

レストアサービス第1号車となった「ロードスター」オーナーの西本 佳嗣(にしもと けいじ)さまと、奥さまの西本 眞里美(にしもと まりみ)さま。

企業を退職後に移住した広島県尾道市でトマト栽培をされていましたが、最近引退され、趣味のクルマに乗る時間が増えたそうです。

「少し傷み始めていたので、『そろそろレストアを』と検討していました。すると、ちょうどマツダがレストア事業を始めると新聞で知り、応募しました。」(佳嗣さま)
そして、約40名以上の応募者から最初に選ばれた西本さま。第1号車になったことは、契約の際に初めて聞いて、とてもビックリしたそうです。

また、レストアサービスを受けられた感想を伺うと、
「ロードスターが好きな人は、ぜひやってください。

新車価格と比べて相対的には高いと感じるかもしれませんが、これから数十年を乗り続けるのであれば、やらなくてはならないこと。
そして、それに見合う価値があると思います。」(佳嗣さま)

「小さな自動車工場がやるのではなく、マツダのような大きな会社がレストア事業をするということに、マツダ独特のフィロソフィー、エトス* を感じています。これからもぜひ続けてください。」(眞里美さま)
* 性格、気風などの意味

そして、「今後のレストア事業の成功と、日本の新しい自動車文化の創造を妻と共々、祈っております」(佳嗣さま)と、これからのマツダに対する期待も寄せられました。
我々も、身が引き締まります。

4代目ロードスターの前主査で、今はロードスター アンバサダーとしてレストア事業に携わるマツダの山本 修弘(やまもと のぶひろ)は「今日のこの日を迎えられたことを、大変うれしく思っています。

ロードスターは初代から最新型まで、お客さまに育てていただいているクルマ。レストア事業は、何よりもお客さまとの絆を深め、より多くのお客さまにNAロードスターに乗り続けて歓んでいただくためのものです。
これから対象車種や復刻パーツなど、少しずつ広げて行きたいと考えています」と応じました。

画像出典:http://blog.mazda.com/archive/20180912_01.html

 

NAロードスターレストアサービスの第1号車が納車のまとめ

マツダが始めたレストア事業、レストアサービスの金額を見たときは、ちょっと高いかな?っと思ったりもしましたが・・・

 

しかし、こうして新車然とした車両を見ると妥当と思えてきました。

やはり今見ても、NAロードスターのデザインは非常に魅力的に見えてなりません。

細部の造形も凝っていて、いつまでも飽きない所有欲を掻き立てますね。

ドアノブの作りだとか、純正のアルミホイールのデザインは本当に優秀だな~と思います。

現車を目の当たりにすると、今の車にはない魅力が溢れています。

 

現状では、まだ対象車両がNA6のみでNA8やSスペシャルなどの一部グレードが非対象ですが、いずれ対象となっていくでしょうね。

事業としての有用性が認められれば、NBロードスターも対象となってくるかも知れませんね。

 

ただ、NCロードスターとかは販売台数の少なさもありますし、レストアしてまで乗りたい層がどれだけいるのかな~と思うので難しいだろうな・・・

 

でも、取り組みとしては是非とも続けてもらいたいと思います。