マツダロードスターで競う伝統の「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」の魅力とは?
雑誌やウェブ、テレビなど、普段は取材する側のメディアがチームを組みドライバーとして参加する4時間の耐久レースです。
それぞれのメディアに関わるジャーナリストや編集者自らがレース仕様のロードスターのドライバーを務めて参加します。
以前はもっとクローズドなイベントだったと思うのですが、最近は一般の人が楽しめるイベントをいろいろ併催してます。
メディア対抗ロードスター4時間耐久レースとは?
「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」は、普段はクルマ情報を発信するメディア自ら、クルマの走る楽しさを体感し、世の中に伝える。
そして、日本の自動車文化の成熟へ寄与することを志として、初代ロードスターが誕生した1989年にスタートしました。
マツダはこの志に共感し、第1回から特別協賛しています。
各チームにはイコールコンディションのロードスターが渡されるため、ドライビングスキルやチーム力で勝負するレース!
限られた燃料でトラブルをいかに素早く対処し走り続けられるかが、メカニックを含めたチームワークが最大の見所ですね。
主なレース規則
・ドライバーは4名~5名(プロドライバーの助っ人は1名までOK)
・レース時間は4時間
・1人のドライバーの連続運転時間は50分、合計運転時間は96分
(助っ人の合計運転時間は50分)まで
・総ガソリン給油量は90リットルまで ※スタート時の満タン50リットルを含む
・レース中の給油は1回20リットルで、2回(計40リットル)まで
※それ以上はハンデが課せられる
・競技車両は完全にワンメイク ※一切の改造も禁止される
2015年大会では、マツダという一つの自動車メーカーの枠組みを超え、各社から参加するドライバーやメカニックが構成する日本自動車メーカー連合チームが新たに参加しました。
また、女性だけで構成されるチームが参加し、他チームで参加する女性ドライバーも含めて、過去最高の女性参加者数になったことなどが話題となっています。
メディア対抗ロードスター4時間耐久レースでのイベント
2015年大会イベント内容
2015年大会の当日会場では、
・自動車ジャーナリストのドライブによる「マツダ新世代商品サーキット体験試乗会」
・オーバルコースで試乗ができる「マツダ新世代商品試乗会」
・マツダエンジニアによる理想のドライビングポジションレクチャー
・歴代「ロードスター」の展示
・市販予定の「デミオ」「ロードスター」のモータースポーツ用ベースモデルの参考展示
・日本自動車メーカー連合チームで参加する自動車メーカー各社のワンメイクレース車両等の展示
など、来場者とマツダとが直接触れ合える場を用意されました。
メディア対抗ロードスター4時間耐久レースのまとめ
画像出典:http://blog.mazda.com/archive/20150914_01.html
4耐は2016年の今年も開催されました。
去年に引き続き、日頃はライバルとして切磋琢磨している自動車メーカー5社が、連合チームとして「TEAM JAPAN」というひとつのチームで参戦してます。
もう、27年も続いていますから伝統のレースと言えますよね!
スタートはメディア対抗レースだけでしたけど、最近では参加型イベントとして人気が出ています。
近くなら見に行きたいんですが、筑波なんで・・・ちょっと無理ですね~。
しかし、お近くの方でしたら是非見に行ってほしいイベントです!